「秘密」 東野圭吾著
- 2009/06/30(Tue) -

秘密

後輩ちゃんに借りました。

東野作品は、一気に読めます。
それだけ、話にグイグイ引き込まれ
自分が本に引き込まれているコトが、楽しく快感だったりします。

娘と妻の、体と心が入れ替わったお話。
それを守る、夫=父。

異様なほどのリアリティをもってつづられている彼らの生活が
大変興味深いお話でした。

数年前、映画化されています。



解説によれば
『ラストに感動した』
このような声が多いそうです。

でも、あもには・・・ ちょっと。

『あぁ、そうきたか』と
目の覚めるような結末・結論ではあったけれど
なんだかアッサリし過ぎているようで、物足りない。

あのラストに到達するまでが、ちょっと長いのではないかと。
サクッと終わらせるのも、技法なのかな。



ラストの結論に達するまでの、夫=父の葛藤は、もうなかったんだろうか。
それまでが悩み過ぎたから、アッサリ理解できちゃうんだろうか。
あんな風に達観できちゃうんだろうか。

本当にあの結論でいいんだろうか。

妻的には、あれでよかったんだろうか。



読み終わった後で、実に様々な思いを巡らせ"させられる"お話でした。

あも的評 ★★☆☆☆

ラストを知った後でまた読み返せば
はじめと違った視点から、このお話の世界を見渡せるだろうけれど
なんとなく、あもの好みの結論ではなかったので・・・

超勝手な感想です。
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